【ちょっと怖い不思議な話】親父と山の獣道を歩いてた「お~い、こっちに来いよぉ~!」谷底から声がする。時代劇の農民のような男が居た!

不思議な話
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小学生の俺でも、
その異様さに気付き、
思わず足を止めてしまった。

「見るな、歩け!」
親父に一喝された。

その声で我に返る俺。

途端に、恐ろしくなった。
しかし恐がっても始まらない。

後はもう、
ひたすら歩くことだけに
集中した。

その間も谷底からは、
相変わらず
ゲラゲラ笑いながら
呼ぶ声がしていた。

気付けば、
俺と親父は獣道を出て、
車両が通れる程の
広い道に出ていた。

もう、
声は聞こえなくなっていた。

帰りの車中、
親父は例の男について
話してくれた。

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