8年待ってようやく授かった娘。目を潤ませて喜んでくれた旦那の動画はいまだに私の宝物。 | Love & Happy 恋人や家族大切な人と幸せに

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娘が先日2歳になりました。
結婚10周年の今年、娘が2歳。

8年待ってようやく授かった娘はただいまイヤイヤ期真っ最中です。

スマホで娘の動画を撮るのが大好きです。
最近では女の子らしい高い声で何やらペラペラとお話しているところを
よく撮影します。

娘がわが家にやってくるまで8年かかりました。

8年の間、生理が来るたびに落ち込んでいました。
旦那に「ダメだった」と報告するメールを何度も送りました。

「もしかしたら!?」
と思って、妊娠検査薬で検査をしてもずっと陰性。
もう何本購入したことか・・・。

高度な治療を受ける勇気がなかなか出なくて、
病院では人工授精を1度しただけ、あとはタイミングをみてもらうくらいしかやってきませんでした。

「身体を温める」「ヨガをする」というようなことをコツコツとしていましたが、
それでもなかなか授からず、本格的な治療をしようと思い
ある日、実績のある不妊治療専門の病院へ行きました。

検査だけで毎回飛ぶようにお金が消えていきます。
何度も通院していると、
2万、3万のお金が一度に消えることになんとも思わなくなってきていました。

その病院で言われたことが
「こんなに待ってて自然に授からないんだったら、体外受精以上のことをしないと
授からない」ということ。

何も悪くなかったんです。

ホルモンの数値も子宮の中も、卵巣の年齢だって。

旦那さんの検査だって何も悪くなかった。

それでも「授からない」・・・

腑に落ちませんでした、「何も悪くないのに、何で!?」

「もうこんなに待ったんだから、体外受精をしたいと思う」
旦那に話しました。

「なんでできないの!?」と自分も全く納得していないけど、
子供を授かるにはこれしか方法がない、だからしなきゃいけない。

生理のたびに絶望感たっぷりのメールを送ってこられ、
どうしてやったらいいかわからなかった旦那は
「考えておく」としぶしぶ答え、無言になりました。

思えば、旦那は不妊治療に関しては
すべて私の「いいなり」になっていました。

「あなたのも検査するから。採ってね」と言えば
何も言わず用意してくれ、

「人工授精するから、仕事済んだら来てね」と言えば
笑うこともなく怒ることもなく病院へ来てくれて、

ただ淡々と言われることをこなしてくれていました。

不妊に関する検査や治療といったことが絡むと、
私の神経がピリピリとなっていることが
旦那にも伝わっていたんだと思います。

でも私はその間、

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「身体を温める」「ヨガをする」
この二つはやめませんでした。
特に「身体を温める」ことに関しては徹底していました。

冷たいものを飲まない・食べない、腹巻をする
といった、身体を冷やさないためには当然のことはもちろん
生野菜すら一切口にせず過ごしてきました。

「生野菜を食べない」
「朝食をしっかりと食べる」
「お風呂にゆっくりつかる」
「よく歩く」
「夏でも靴下をはく」
とにかく身体を冷やさないように。

2013年の1月。
生理がいつまでたってもやってきません。

それでも、フライングで妊娠検査薬を使って何度も裏切られてきていましたから
「明日、検査してみよう」が何度か続きました。

検査をずっと我慢して我慢して、
「いい加減検査しようっ!」と意を決してやってみると
見たこともない陽性反応!

説明書には「1分待ってください」って書いてあるのに、
一瞬で出た陽性反応に手が震えました。

自然妊娠でした。

旦那の驚き、喜んでいる姿をケータイ動画で撮影しました。

最初、なんのことだかわからないような反応をしていましたが、
自分がとうとう父親になるとわかった時の喜びでみるみる表情が変わりました。

泣いた顔を見たことがなかったのですが、目を潤ませて
陽性の妊娠検査薬を見つめ「おめでとう!おめでとう!」と言う旦那。

この動画はいまだに私の宝物です。

今ではケータイやパソコンには娘の動画だらけ。

ご飯をペッペッと出して遊んで私をイラッとさせることもありますが
寝ている娘の横で彼女のたくさんの動画を見ながら気持ちをリセットさせます。

そして、旦那がいろんな場面で私をイラッとさせることもありますが
今は旦那にわからないように、宝物のその動画を見ながら許してやることにしています。

私たち家族の軌跡。
宝物の動画はこれから先もたくさん増えていく。

永遠に。

引用元・画像:http://koarubiyori.jp/mama/taiken/7151

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