記事の詳細
あぁ、この子には私が必要なんだ。私の事が大好きなんだ。
19歳での妊娠、出産。
それだけでも周りからの反対は大きかった。
その上、旦那様になる予定の人はどこへやら。
一人で産むと覚悟を決めたはずなのに何度涙を流しただろう
でも産まれて来てくれた瞬間、何故かその温もりに、泣き声に喜びしかなかった。
今思い出しても、本当によく泣く子だった。
2~3時間おきの授乳。
吸う力が弱くて1回の授乳に30分以上かかる。
結果1~2時間おきの授乳になるから眠れない。
お腹いっぱいになって眠たくなっても、上手に眠れないから泣き出す。
抱っこして、ユラユラして、眠ったと思ってお布団へ。
お布団に寝かせた途端泣き出す。
背中にスイッチでも付いてるの?
それでもシングルマザーは生後3ヶ月には保育所に預け仕事へ。
お迎えに行くと保育士さんに「あやしてもダメでした~」と言われ頭を下げる。
熱が出た時は保育所に預けれないから母に見てもらうが、それでも泣く、泣く、泣く。
娘が1歳位だったかな。
私は立っていても、ユラユラあやしてても、眠れる奥義を手に入れた!!
本当は眠たかった。
泣きたい時だってあった。
もう、遊びに行きたいなんて感情すらなかった。
でもある時、
<スポンサーリンク>
考え方を意識的に真逆にしてみたの。
保育所に居る時、熱を出して母に見てもらった時、私が帰ると泣きながら小さな手を私に伸ばすの。
極端な話、「あぁ、この子には私が必要なんだ」「私の事が大好きなんだ」って(笑)
母親の特権だよね。優越感に似た感じ。
そんな当たり前の事に気付くのに1年もかかっちゃったよ。
私の眠たい、しんどいって気持ちをなんで分かってくれないの?って。
分からなくていいよ。
それ以上に私を必要としてくれてたんだもん。
それ以降、叱って、すねて、喧嘩して、思いっきり笑って。
「ママ~ママ~」「見て見て」「何で?何で?」「抱っこ、抱っこ~」
「はいはい」とあしらう事はあれど、辛い事はなくなった。
よく世間が言う「2~3歳が1番かわいいよ~」
私はよく泣いてくれる娘に出逢えたから、その1番可愛いって時期を過ぎる前にその事に気づかせて貰えた。
高校1年生になった今、大好き~って言ったら避けられる。
酷い時は蹴られる(泣)
一緒に居られるる時間より、
離れてる時間の方が多い。
2人同じ家に帰って、同じ屋根の下眠れるのはあと何回だろう。
だから、今、
赤ちゃんに、たくさん泣かれても、ぐずられても、ダダこねられても、
一緒にいられる時間を大切にしてほしい。
子供はただ単純にママの事が「大好き」なだけ。
引用元・画像:http://koarubiyori.jp/mama/taiken/4848
<スポンサーリンク>
この記事が気に入ったらいいねしてね?(=^ω^)