「お前を育てようと
必タヒだったんだよ。
お前にお金で苦労させたく
なかったんだんだよ…」
と訴えたけど
息子さんは、
ものすごく冷たい顔で
「そうだな。
俺も家族のために必タヒなんだよ
だから時間がないんだ。
経済的に苦労しなかったのは
感謝してる。
だから俺も母さんを
金のかかる
立派なホームに入れている。
これでアイコだろ?」
と言って、生活相談員を
睨みつけて
去っていってしまった。
あれから、
Aさんは息子に会いたい、
孫に会いたいと言うことが
めっきり減った。
ただ、ものすごく暗い顔で、