【感動 泣ける話】用務員のおっさんがコミュ障で友達もいない俺を変えてくれた。でもおっさんは入院しちまった。お見舞行ったら面会謝絶だった。

泣ける感動
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最後だって知らないから。
純粋にまた来いよとか
書いた気がする。

おっさんには
会えないままだったんで、
しょうがないから
バスの中でミカンを食った。

3日後に、
おっさんから手紙が来た。
おっさんが手作りで書いた
けん玉の技のプリントは
違う力無い字で書いてあった。

お手紙ありがとうね、
けん玉はたのしいだろ。
これだけしか書いてなかった。

おっさんはタヒぬ思いで
書いたんだろうなと
子供心にも
ささるものが近かった。

その金曜日に、
おっさんは天国に行ったんだわ。

俺鼻水とまんねーの。涙も。
おっさんどうしてタヒぬのか
よくわかんねーの。なんなん。

初めて知らない土地で
出来た友達だったし、
あだ名をつけてくれた
友達だったんだよ。

学校の朝礼で聞いて、
そのまま保健室で寝込んでた。

総式は次の日だったんで
精一杯気を持ち直した。

家に帰ると、
おっさんが定年間際にくれた
けん玉が目に入った。
また鼻水と涙が
とまんなくなった。

次の日は、
おっさんのけん玉持って、
スケッチした花の絵を持って。

おっさんに
最後の別れを言いに言った。

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