【感動泣ける不思議な話】祖母はいつも野良猫に餌をあげていた。ある日、俺の職場に猫が来て祖母がタヒんだ事を知らせに来て居なくなった。

泣ける感動
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地面に寝転がるのが
本当に好きで、
よく餌を食べる、

なんだかだらしのない印象の
猫だった。

いつも面倒くさそうな
顔をしていたけれど、
どこか憎めない奴だ。

俺は心の中で、
『ああ、この生ゴミの臭いに
釣られたな』
と思い、少しニヤついた。

いつも家で見ている
クロを職場で見るのは、
何だか新鮮で
少し嬉しかったのだ。

クロは俺を見据えたまま
トコトコ
こっちへやってきて、

ゴミ袋を持った
俺の1メートル手前で、
背筋を伸ばし
ビシッと座った。

いつもだったら、
足元に擦り寄ってきて
餌をおねだりをするクロが、

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